  左：2306-5 80 x 57 cm 鉛筆、岩絵具、アクリル、紙 2023 右： 170401-1 80 x 57 cm 鉛筆、岩絵具、アクリル、紙 |
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Artist Statement
緊張感を保ちつつ、常にためらい葛藤することが絵の強さになり、偶然できた絵具のにじみや垂れなども味方につけることで作為を超え、奥行きが生まれます。 ドローイングは下絵や習作といったイメージが強いですが、そうした心の動きや偶然性を取り入れた即興的な表現に惹かれ、30年以上描き続けています。 今回の個展では過去8年ほどの間に描いたものを展示いたします。ぜひご高覧ください。(牛島孝） Artist Profile 1980 横浜生まれ 2003 金沢美術工芸大学日本画専攻卒業 /主な個展/ 2008、2009 GALLERY SIDE2 (東京) 2013 TRAUMARIS｜SPACE（東京）2017、2019、2022 galleria PONTE (金沢) /主なグループ展/ 2007.11｢シェル美術賞展2007｣代官山ヒルサイドフォーラム(東京)2013.2 「FACE 2013」損保ジャパン日本興亜美術館(東京)2013.12「シェル美術賞 アーティスト セレクション2013」国立新美術館(東京)2016.4 「collection/ selection: 07」ギャラリーキャプション（岐阜）2017.2 「FACE 2017」 損保ジャパン日本興亜美術館(東京) 2017.3 「日日是美日」 MA2 Gallery (東京) 2018.9「212 Fifth Ave Atelier Collection」Axiom Fine Art（New York) /受賞/ 2003.12「HB FILE COMPETITION 2004」大賞(副田高行賞) 2007.11「シェル美術賞2007」本江邦夫審査員奨励賞 /パブリックコレクション / aquaignis (三重) あらや滔々庵 （石川） |
| 呼吸をするように日々制作されるドローイングは、岩絵具や箔を使うタブローの物質感やゆるぎなさとは異なる臨場感に満ち、作家の無意識下の思考や感情がダイレクトに表現されていると感じます。描こうとする漠とした対象の温度や湿度や実相を忘れないよう、捕え逃さないよう30年間描くことを止めたことが無いと言う膨大なドローイングの中より、近～新作の作品を中心に約30点を展示いたします。galleria PONTE |