小木曽瑞枝 展
Mizue Ogiso solo exhibition
2018年10月20日(土)~11月4日(日)


小木曽瑞枝

1971 東京都生まれ
1994 日本大学芸術学部美術学科卒業
1996 東京芸術大学大学院美術研究科修了
2001 第15回ホルベインスカラシップ奨学者
2007 平成19年度ポーラ美術振興財団在外研修員
2007-09 ”KONSTEPIDEMIN"にゲストアーティストとして滞在(スウェーデン)


個展

2016「何処でそれを失くしたのかこころあたりはありませんか?」Galleryみつけ (新潟)
2015「自然怪盗」switch point (東京)
2015「前上下左右後」新潟絵屋(新潟)
2013「Chryptochrome/クリプトクロム」Circle gallery(東京)
2013「Life in art #9 日々観光2013」IDEE 無印良品MUJI新宿/Café & Meal MUJI新宿(東京)
2012「左見右見」Hasu no hana (東京)
2011「左見右見」GALLERY BOX/横浜ベイクオーター (横浜)
2010「花蜜標識/ネクターガイド」TRAUMARIS/SPACE(東京)
2010「ANA MEETS ARTS」羽田空港ANAラウンジ(東京)
2010「日々観光」IDEE自由が丘店(東京)
2010「The garden of deep sea」UTRECHT/NOW IDeA (東京)
2008「Empty」ギャラリー54 (ヨーテボリ・スウェーデン)
2006「It moves but by inches」Switch point(東京)
2005「The straight story」FAD's Art Space(東京)
2002「Project N 12」 東京オペラシティアートギャラリー(東京)
1997 ギャラリー華紋(東京)
1996 なびす画廊(東京)


グループ展

2016「ホスピタルアート」Hasu no hana(東京)
2015「ホスピタルアート」Hasu no hana(東京)
2015「PARC 4 : Open studio」チ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)(北海道)
2012「OVER THE RAINBOW 虹の彼方」府中市美術館(東京)
2012「3331シークレット・オークション@commandN」3331 Arts Chiyoda(東京)
2011「TOKYO FRONT LINE」3331 Arts Chiyoda(東京)
2010「TREE CHRISTMAS 」展 UTRECHT/NOW IDeA (東京)
2010「3331シークレット・オークションvol.3」3331 Arts Chiyoda(東京)
2010「自分で作る紙管こどもイス・クリエーター50人によるカスタマイズ展」無印良品有楽町ATELIER MIUJI(東京)
2010「BEGINNING! BEGINNING!」SUNDAY ISSUE(東京)
2010「ポーラミュージアムアネックス展2010-祝祭-」ポーラミュージアムアネックス(東京)
2010「Last temptation」Gallery Co-Lab(コペンハーゲン・デンマーク)
2009「ヨーテボリ・アートビエンナーレ・サテライト」Konstepidemin Gallery(ヨーテボリ、スウェーデン)
2009「Get Set」Virserums Art Museum(ヴィルセルム・スウェーデン)
2009「Goteborgarnas Konst」ヨーテボリ市立図書館(ヨーテボリ・スウェーデン)
2008「Anonymous」Konstepidemin Gallery(ヨーテボリ・スウェーデン)
2008「Get Set」Studio44(ストックホルム・スウェーデン)
2008「Here I never wander alone」Gallery Co-Lab(コペンハーゲン・デンマーク) 
2008「Super Market 2008」 Enskilda Galleriet(ストックホルム・スウェーデン)
2007「ポスカート/POSCART」KANDADA(東京)
2005「Depositors meeting」 Art & River bank(東京)
2003「代官山アートフェア2003」ヒルサイドフォーラム(東京)
2003「地雷展2」ドラックアウトスタジオ(東京)
2001「スーパープレーン」 ACTUS立川店(東京)
1999「consecrate to you…を捧げよう」モリスギャラリー(東京)
1999「プレミアショウ」スカイドアアートプレイス青山
1998「第7回三島Street Gallery」三島市内 (三島)
1997「日常生活展」モリスギャラリー(東京)
1994「毎日デザイン賞展」松屋銀座(東京)


パブリックアート/コミッションワーク

2017 小諸厚生総合病院(長野)
2017 神戸陽子線センター(兵庫)
2016 羽尾皮膚クリニック(東京)
2015 横浜インターコンチネンタルホテル(神奈川)
2014 阪南大学(大阪)
2013 愛知医科大学病院 (愛知)
2013 天草中央総合病院(熊本)
2013 神奈川県立がんセンター (神奈川)
2013 豊葉の杜学園 (東京)
2013 鈴木病院 (愛知)
2012 太田記念病院(群馬)
2012 マツダ病院(広島)
2011 高槻リハビリテーション病院(大阪)
2011 府中新町幼稚園(東京)
2008 Västerbottens Läns Landsting(スウェーデン)
2008 Gothenburg City(スウェーデン)
2008 Västra Götaland(スウェーデン)
2006 兵庫県立八鹿病院(兵庫)
2005(特養)あじさいのおか牛窓(岡山)
2005 Tガーデンスクエア(東京)
2005 杏林大学病院(東京)
2005 坂町図書館(広島)
2005 大野中央病院(千葉)


受賞歴

2012 第14回環境色彩コンペティション優秀賞
2012 SDA賞入選
2007 平成19年度ポーラ美術振興財団在外研修員
2001 第15回ホルベインスカラシップ奨学者
1994 第26回毎日広告賞奨励賞

Artist statement

風景の観察を通して独自の視点で物語を構築し、既視感と未視感の狭間にある世界観を平面や立体作品、インスタレーションなどを用いて制作。ほんの一瞬の不確かな存在。失くしてしまったことに気づかないくらいのもの。それらの『ものいわぬもの』が、風景の断片にある”ものの在りかた”によって、”物語る”瞬間を切り取り視覚化しようと試みています。今回の展覧会では【クリプトクロム】や【切花(自然怪盗)】というシリーズ作品の新作を含め展示構成します。


【クリプトクロム】クリプトクロム(Cryptochrome)とはギリシャ語で『隠れた色素』という意味で、青色高受容体タンパク質のこと。朝に花が開いて夜になると閉じるといった作用を司る成分。”容易に視認出来ないけれども、確実に作用し存在する”そんな意味合いを側面に彩色した色反射「色溜まり」を引用し表現した作品シリーズ。


【切花(自然怪盗)】家にある『切花』は私達のより身近な生活風景の中で時間を共有する事になる。初日、ついに、さっき、このまえ…など、不確定で個人的かつ感覚的な時間軸を自然からの小さな盗み『切花』をきっかけに視覚化する試み。


Gallery statement

この度PONTEでは初めての発表となる小木曽瑞枝さんの個展を開催いたします。見過ごしてしまう程小さな存在に気付く事、その在りように心躍る事。小木曽さんの作品は楽しく愛らしく、しかし見えている世界と相対する自身の存在を囁くように問いかけてくる魅力があります。壁面へ展開する時間と存在をぜひご高覧頂ければ幸いです。